宅食（宅配食事）サービスとは？配食との違いやデメリット、選び方を解説！

宅食（宅配食事）サービスとは、主に調理済みの食事や簡単に調理ができるミールキットなどを配達してくれるサービスです。

この記事では、配食との違いや宅配のメリットデメリットを解説します。

宅食の選び方や、おすすめの宅食も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

宅食（宅配食事）サービスとは？

宅食（宅配食事）サービスとは、自宅や職場にお弁当やお惣菜などの食事を宅配してくれる食事の配達サービスです。

調理用にカットされた食材が届き、簡単に料理が作れるミールキットが届くタイプもあります。

多くの場合、定期契約をして一定期間継続して利用します。週に何回、月に何回など頻度を選択するのが一般的です。

どちらも食材の買い物や調理の手間がかからないため、忙しい方や料理が苦手な方にもおすすめのサービスです。

配食との違い

宅食も配食も、食事を届けるサービスとして、同じような意味で使われることが多いです。

しかし、宅食は主に自宅に配送するサービスで、配食は老人ホームや病院といった施設にも配送を行うサービスも指す場合がある点が異なります。

あまり厳密に使い分けられている訳ではなさそうですが、老人ホームなどの施設に食事を配送することを、宅食と呼ぶことはないように感じます。

デリバリーや出前との違い

宅食とデリバリーとの大きな違いは、注文方法と配達元です。

GreenSpoon（グリーンスプーン）

GreenSpoon（グリーンスプーン）は、瞬間冷凍した食材と調味料が個包装で届くタイプです。

お皿に移し替えて、電子レンジで5分ほど温めれば出来立てのような美味しさが味わえます。

管理栄養士が監修しており、野菜がたっぷりでヘルシーな点が特徴です。

また、袋で届くため冷凍庫で保存する際に省スペースで済むのが嬉しいポイントです。

GREEN SPOONには、「メインディッシュ」「スープ」「サラダ」「スムージー」の4つのカテゴリがあり、カテゴリごとに価格が設定されています。

GREEN SPOONの料金は、以下の通りです（※）。

カテゴリ	単品プラン（送料別）		サブスクリプション（定期）プラン（送料別）
	単品4食	単品8食	S BOX （8〜11食）	M BOX （12〜19食）	L BOX （20〜28食）
メインディッシュ	税込1,053円	税込1,022円	税込916円	税込842円	税込811円
スープ	税込1,015円	税込985円	税込883円	税込812円	税込782円
サラダ	税込999円	税込969円	税込869円	税込799円	税込769円
スムージー	税込940円	税込912円	税込818円	税込752円	税込724円

出典：GREEN SPOON

単品プランよりもサブスクリプション（定期）プランの方が安く、サブスクリプション（定期）プランも食数が多いコースほど、お得になります。

「メインディッシュ」「スープ」「サラダ」「スムージー」の中から、お好きなメニューを組み合わせて注文することが可能です。

なお、初回注文は特別価格で注文できるので、興味のある方はぜひお試しください（※）。

プラン	S BOX（8食）	M BOX（12食）	L BOX（20食）
初回特別価格（送料別）	税込603円	税込571円	税込557円

出典：GREEN SPOON

送料は、サブスクリプション（定期）プランでは全国一律税込990円（北海道/沖縄を除く）で、単品プランは地域によって異なります（※）。

注文回数の縛りはなく、スキップや停止も可能なため、気軽に始めることができます。

初回特別価格も設けているので、気になる方はぜひ試してみてください。

※2024年4月18日現在

GREEN SPOONの公式ページはこちら↓

たっぷり野菜のゴロうまおかずキットが届くGREEN SPOON！

筋肉食堂DELI

筋肉食堂DELIは、筋肉食堂が手がける宅食（宅配食事）サービスです。

筋肉食堂は、高たんぱく・低カロリーの料理を追求したグリルダイニング＆バーとして人気のお店です。

高たんぱく・低糖質・低カロリーの料理が、家でも楽しめるため、ダイエット中の方やボディメイク中の方におすすめです。

こちらも冷凍で届き、温めるだけです。目的に応じた4つのコースがあり、価格はコースによって異なります。

筋肉食堂DELIの公式ページはこちら↓

筋肉食堂から宅食サービス開始！【筋肉食堂DELI】

ワタミの宅食ダイレクト

ワタミの宅食ダイレクトは、居酒屋「和民」で有名なワタミ株式会社の宅食（宅配食事）サービスです。

管理栄養士こだわって塩分やカロリーに配慮した献立を提供しています。

3種のお惣菜セット「いつでも三菜」と5種のお惣菜セット「いつでも五菜」の2種から選ぶことができます。

「いつでも三菜」の10食セットで1食あたり423円（送料別）でお財布にも優しい宅食です。

さらに、1人1セット1回限りでお試し割の利用もできるのも嬉しいポイントです。

ワタミの宅食ダイレクトの公式ページはこちら↓

【ワタミの宅食ダイレクト】

nish（ナッシュ）

※2024年4月14日現在

三ツ星ファーム

三ツ星ファームは、星つきのお店で経験を積んだ腕利きのシェフが監修したメニューが食べられる宅食（宅配食事）サービスです。

有名店の料理人やシェフからも評価されているだけでなく、栄養バランスも配慮されています。

• カロリー：350kcal
• 糖質：25g以下
• タンパク質：15g以上

冷凍で届き、電子レンジで温めるだけで食べられます。

三ツ星フォームの価格は以下の通りです（※）。

コース	価格（送料別）	1食あたり（送料別）
7食	税込6,275円	税込896円
14食	税込11,038円	税込788円
21食	税込14,288円	税込680円

三ツ星ファームの送料は、定期購入の場合で全国一律で税込990円です。14食コースと21食コースは、初回限定で送料無料で利用できます（※）。

ママの休食

ママの休食は、産前産後のママに必要な「休養」と「栄養」を届けるというコンセプトの宅食（宅配食事）サービスです。

産前のプレママ向けには、葉酸や鉄分がしっかり摂れるように、育児中のママ向けにはたんぱく質やビタミンA、ビタミンCがしっかり摂れるように配慮されています。

管理栄養士や元ホテルのシェフなどがメニューを開発しており、本格的な味が楽しめます。

また、化学調味料や着色料、保存料などを使用していないため妊娠中や授乳中でも安心して食べられます。

冷凍で届き、電子レンジで温めるだけです。

宅食（宅配食事）サービスのメリット

宅食の主なメリットは、以下の4つです。

• 買い物や料理の手間がかからない
• 栄養バランスがいい
• さまざまなメニューが食べられる
• カロリーコントロールしやすい

それぞれ詳しく解説します。

買い物や料理の手間がかからない

宅食は料理や食材を届けてくれるため、買い物の手間がかかりません。

また、お弁当タイプやお惣菜タイプであれば温めるだけです。

仕事帰りにスーパーに寄って食材を買い、そのあと家で調理をするという一連の手間がかからない点は、宅食の大きなメリットです。

仕事帰りが遅い方、仕事のあとは疲れていて料理どころではない方には、とても嬉しいサービスでしょう。

栄養バランスがいい

宅食（宅配食事）サービスは多くの場合、栄養バランスを考えて作られています。

管理栄養士が監修したレシピや献立を利用している宅食（宅配食事）サービスも多く、健康的な食事ができます。

自分で栄養バランスを考えて料理を作るのは難しいですが、宅食（宅配食事）サービスなら何も考えなくても栄養バランスの整った食事をとることができます。

塩分や糖分に配慮したメニューを提供している宅食サービスもあります。

また、日常的にコンビニ弁当やカップ麺などで、食事を済ませてしまう方は栄養バランスが偏っている可能性があります。

食生活を見直す際に宅食（宅配食事）サービスを取り入れてみるのもおすすめです。

さまざまなメニューが食べられる

宅食（宅配食事）サービスはメニューが多く、さまざまな料理を食べることができます。

自分では作らないような料理や食べたことのない料理に出会える可能性もあります。

また、多くのメニューの中から好きな物を選べる宅食（宅配食事）サービスもあり、苦手な食べ物を避けながら飽きずに続けることができるでしょう。

カロリーコントロールしやすい

宅食（宅配食事）はカロリーコントロールしやすい点もメリットです。

お弁当タイプであれば、1食分のカロリーが表示されているのでダイエット中のカロリーコントロールも簡単です。

また、ダイエットメニューを提供している宅食（宅配食事）サービスもあります。

糖質オフのメニューや高タンパクのメニューなどがあり、体づくりに配慮した食事をとることができます。

ダイエット中の方やカロリーが気になる方は活用してみるといいでしょう。

宅食（宅配食事）サービスのデメリット

メリットの多い宅食（宅配食事）サービスですが、デメリットもあります。

宅食の利用を考えている方は、メリットとデメリットの両方を知った上で検討しましょう。

宅食の主なデメリットは、以下の3つです。

• 配送エリアが限られる
• 届くまで時間がかかる
• 自炊よりお金がかかる場合もある

それぞれ詳しく解説します。

配送可能エリアが限られる

宅食のデメリットとして、配送可能エリアが限られることが挙げられます。

ご自宅や勤務先など、配送して欲しい場所が配送可能エリアでなかった場合、利用できません。

利用する前に、配送して欲しい場所が配送可能エリアかどうか確認しましょう。

届くまで時間がかかる

宅食はデリバリーや出前とは違い、注文したその日にすぐ届く訳ではありません。

利用する宅食サービスによって異なりますが、注文してから数日後に届くのが一般的です。

「今日はあれが食べたい！」と思って注文しても、その日には届かないので注意しましょう。

自炊よりお金がかかる場合もある

宅食の価格は、宅食サービスによって異なりますが、自炊するよりお金がかかる場合があります。

例えば、1食あたり700円の宅食を4食分用意するには2,800円かかりますが、2800円以内で4食分の食材を揃えることもできるでしょう。

ただし、食材や食材の購入価格、作る量などの条件にもよるため、一概に自炊の方が安く済むとも言い切れません。

価格やサービス、自分にとってのサービスの価値などを考慮して利用を検討しましょう。

宅食（宅配食事）サービスがおすすめな方

宅食がどのような方におすすめなのか紹介します。

宅食がおすすめな方は主に以下のような方です。

• 忙しくて料理をする時間がない方
• 栄養バランスを考えた食事をとりたい方
• 料理が苦手な方
• 高齢で食事を用意するのが大変な方

それぞれ詳しく解説します。

忙しくて料理をする時間がない方

宅食は、買い物や料理に手間がかからないため、忙しくて料理をする時間がない方におすすめです。

仕事が忙しく、夜遅くに帰宅する方などは仕事の後に料理をするのは大変です。

また、食材を買いに行かなければならない場合、スーパーの閉店時間に間に合わないこともあるでしょう。

宅食なら食材を買いに行く必要がなく、温めるだけでいいので忙しい方にとって嬉しいサービスです。

栄養バランスを考えた食事をとりたい方

栄養バランスを考えたメニューを提供している宅食サービスが多いため、栄養バランスを考えた食事をとりたい方にもおすすめです。

宅食は、管理栄養士が監修したメニューや献立を提供していたり、塩分・糖分、カロリーなどをコントロールされていたりします。

普段、コンビニ弁当やカップ麺などで食事を済ませてしまう方も、宅食で栄養バランスを考えた食生活にしてみてはどうでしょうか？

料理が苦手な方

宅食は、料理が苦手な方にもおすすめです。

料理が苦手で自炊はあまりしたくないけど、スーパーやコンビニでお弁当やお惣菜、冷凍食品ばかり買って食べるのも抵抗がある…という方も多いのではないでしょうか。

ミールキットタイプの宅食であれば、料理が苦手な方でも簡単に調理できます。

多くの場合、食材がカットされた状態で届き、付属のレシピの分量通りの調味料が入っています。

レシピ通りに調理をすれば、料理が苦手な方でも簡単に美味しい料理が作れるでしょう。

高齢で食事を用意するのが大変な方

自分で買い物に行ったり、料理をするのが大変な高齢の方にも宅食はおすすめです。

高齢者向けの宅食サービスも多くあり、高齢者が食べやすいように大きさや固さなどを考慮して調理をしていたりします。

また、高齢者の安否確認をしてくれる見守りサービスを行っている宅食もあります。

家族と離れて一方で暮らしている高齢者にもピッタリです。

宅食（宅配食事）サービスの選び方

ここからは、宅食を選ぶ際に確認しておきたいポイントを紹介します。

多くの宅食サービスの中から、自分に合った宅食を選んで利用しましょう。

配達可能エリア

宅食サービスによって配送可能エリアが異なります。

自宅など届けて欲しい場所が配達可能エリア外だった場合は利用ができないため注意しましょう。

また、自宅ではなく勤務先に届けて欲しい場合は、勤務先への配送に対応しているか事前に確認が必要です。

価格・送料

宅食サービスを選ぶ際は、送料を含む価格にも注目しましょう。

宅食サービスは定期契約をすることが多く、一定期間継続して注文を行います。

そのため、支払い続けられる価格かどうかや、サービス内容が価格に伴っているかなど複数の宅食サービスと比較検討しましょう。

初回限定での割引キャンペーンや試食サービスなどを行っている場合もあるので、うまく活用して自分に合った宅食を選びましょう。

メニュー

宅食サービスによって、提供しているメニューも異なります。

和食系のメニューが多い宅食や洋食系のメニューが多い宅食など、さまざまです。

宅食サービスのホームページなどでメニューを紹介しているので、事前に自分の好みのメニューか確認しておくといいでしょう。

また、用意されたメニューの中から自分の好きな物を選べる場合と、決められたメニューが送られてくる場合があります。

好き嫌いが多いなど自分でメニューを選びたい方は、自分で選べるタイプの宅食サービスを選ぶといいでしょう。

栄養バランス

栄養バランスを考えたメニューを提供しているかどうかも注目したいポイントです。

宅食サービスによっては、管理栄養士が監修・考案したメニューや献立を提供しています。

栄養バランスの整った食事は、健康的な生活につながります。

栄養バランスが気になる方は、栄養バランスが考えられているメニューを提供している宅食サービスを選びましょう。

目的と合っているか

どのような目的で利用するのかによって、選ぶ宅食サービスも変わってきます。

以下のように、さまざまな特色をもった宅食サービスがあります。

• ダイエットしている方向け
• 筋肉をつけたい方向け
• 産前産後のママ向け
• 高齢者の方向け　など

ダイエットしている方向けの宅食なら、糖質や脂質、カロリーがコントロールされていたりします。

また、高齢者向けであれば、柔らかい食材を使っていたり、飲み込みやすいように細かく刻まれていたりします。

注文方法

注文方法も宅食サービスによって異なる場合があります。

多く採用されているのは、インターネットから注文する方法ですが、なかにはアプリやLINEでの注文方法を採用していることもあります。

また、電話でも注文を受け付けている宅食サービスもあるため、自分に合った注文方法を採用している宅食サービスを選びましょう。

受取方法

受取方法も事前にチェックしておきましょう。

特に重要なのは日時指定ができるかどうかです。

在宅している時間があまりない方や忙しい方は、日時指定ができないと受け取れない場合も出てくるでしょう。

また、置き配ができる宅食サービスなら、忙しい方でも受け取りできない心配が少なくなります。

調理方法

お弁当タイプやお惣菜タイプの宅食は、基本的に温めるだけで完了します。

ただし、温め方が電子レンジで温めるタイプと湯煎で温めるタイプで異なる点には注意が必要です。

また、ミールキットタイプは、自分で調理する必要があります。

調理にどのくらいの時間がかかるか、工程はどのくらいあるのかなど事前に確認しておくと安心です。

保存方法

どのような方法で保存が可能なのかもチェックしておきましょう。

冷蔵や冷凍、常温などの保存方法があります。

基本的に冷凍で届くものは冷凍での保存が必要になるため、冷凍庫にスペースがあるか確認しておくといいでしょう。

また、冷蔵で届く宅食についても、冷凍で保存したい場合は冷凍保存が可能かどうか確認が必要です。

配達周期

配達周期も宅食サービスによって異なります。

例えば、月に2回5食分ずつ配達される場合もあれば、毎日決まった時間に1食ずつ配達される場合もあります。

また、配達周期を自分で選べる場合もあります。

その他のサービス

宅食を配達してくれる以外のサービスを提供している場合もあります。

例えば、高齢者向けの宅食で見守りサービスを行っていたり、管理栄養士に栄養について相談できるサービスを行っていたりします。

このような付随サービスに注目して選んでみるのも、ひとつの方法です。

よくある質問

宅食とは？

宅食とは、自宅や職場にお弁当やお惣菜などの食事を宅配してくれる食事の配達サービスです。

デリバリーや出前とは違い、定期契約する場合が多いです。

宅食と配食の違いは？

宅食は主に自宅に配送するサービスで、配食は老人ホームや病院といった施設にも配送を行うサービスも指す場合がある点が異なります。

【まとめ】宅食を活用して毎日の食事を楽しもう

宅食とは調理済みの食事や、簡単に調理ができるミールキットなどを配達してくれるサービスです。

お弁当タイプやお惣菜タイプ、ミールキットタイプといった種類があります。

どの種類も、食材の買い物や調理する手間がかからない点が大きなメリットです。

さまざまな宅食サービスがあり、ダイエットしている方向け、高齢者向け、筋肉を付けたい方向けなどの特色を持っているサービスもあります。

メニューや価格、調理方法などを比較し、多くの宅食サービスの中から自分に合った宅食サービスを選びましょう。

毎日の献立を考えることから始まり、食材の買い出し、調理と料理は多くの手間がかかります。

忙しい毎日の中に宅食サービスを生活に取り入れることで、手間を省き、食事の楽しみが広がるかもしれません。